「いきなり!ステーキ」株主優待廃止に非難殺到!w業績悪化で最大のピン〜チ!ww

創業者の一瀬邦夫代表取締役社長CEOの引責辞任を発表したステーキチェーン「いきなり!ステーキ」運営のペッパーフードサービスが、再びピンチだ。
 
 12日に発表した業績は、売上高72億700万円、営業益7億9800万円のマイナス、純利益8億6800万円のマイナスと、従来予想の売上高79億400万円、営業益3億4300万円のマイナス、純利益1億3800万円に比べて散々な結果であることが判明。
 
 当初、オミクロン株の感染拡大からのピークアウトにより、業績回復を見込んでいた。だが同社は、生活習慣の変化や物価上昇により、ディナー時間帯の売り上げの回復が想定よりも鈍かったことなどを業績悪化の理由にあげている。

 これにより、同社は最終黒字を見込んでいた通期の会社計画を大幅に下方修正。今期は、売上高153億3000万円、営業益11億900万円のマイナス、純利益10億9000万円のマイナスとなる見通しだ。
  
「いきなり!ステーキ」は2013年、銀座4丁目に1号店をオープン。手軽な価格でステーキが食べられるとあって、店に行列できるなど人気を博していたが、自社店舗の急拡大やニューヨーク進出が失敗。これにより、20年に業績堅調だった自社業態「ペッパーランチ」をファンドに売却していた。

■コロナ禍で狂った回復見通し

 人員削減や不採算店の撤退を進めていたものの、コロナ禍の影響や物価上昇、円安が業績回復の大きな足かせとなっている。

 今回、既存株主が激怒しているのが、業績とともに発表された株主優待の廃止だという。

「優待はいつ廃止されてもおかしくなかったものの、今期は業績回復を見込んでいたため、楽観視している株主は多かったと思います。リストラを進めてこれから反転攻勢という流れだっただけに、無配が続く中、思うように業績が回復しない同社と株主を唯一つなぎとめていた優待がなくなるショックは大きいでしょう」(市場関係者)
 
 同社は株主優待廃止の理由を次のように説明している。

「当社は中長期的に事業拡大のための投資を行うことにより企業価値の向上を図り、早期の復配を目指すことが、株主の皆様に対する公平な利益還元に繋がると考え、株主優待制度を廃止させていただくことといたしました」

 これに対して、ネット上では株主からと思われる次のような怒りの声が上がっている。

《新株発行を繰り返して既存株主の価値を希薄化してきたのに、このざまか》《調子に乗って急拡大して倒産寸前まで追い込んだ社長の退任が今ごろなんて遅すぎる》

 業績だけでなく、株主の信頼を取り戻すことはできるのか。

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