18日のニューヨーク外国為替市場は円安が進み、円相場は一時、1ドル=149円台前半まで値下がりしておよそ32年ぶりの円安水準を更新しました。
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18日のニューヨーク外国為替市場では、アメリカで記録的なインフレを抑えるため大幅な利上げが続き、日米の金利差が拡大するとの見方が強まっていることを背景に円安がじわじわと進む展開となりました。
このため、円相場は一時、1ドル=149円30銭台まで値下がりして1990年以来、およそ32年ぶりの円安ドル高水準を更新しました。
外国為替市場ではこのところ、ほかの通貨に対しても金利が低い円を売る動きが強まっていて、円はユーロに対しても1ユーロ=147円台前半まで値下がりしておよそ7年10か月ぶりの円安ユーロ高水準を更新しました。
日本の政府・日銀は、先月22日にドルを売って円を買う市場介入を行いましたが、円安に歯止めはかかっておらず、市場ではさらなる介入が行われるかどうかに関心が集まっています。
市場関係者は「心理的な節目である1ドル=150円を前に介入への警戒感はあるものの、アメリカの長期金利の上昇傾向が続いていることから、これだけ日米の金利差が開けば介入の効果は限られるとの見方も強まっていて、円安に歯止めがかからなくなっている」と話しています。
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