リップル（Ripple）とマスターカード（Mastercard）が公式に提携を発表し、
ステーブルコイン「RLUSD」を活用したクレジットカード清算のブロックチェーン化がいよいよ始動しました。
この動画では、その全貌を4つのステップに分けて、わかりやすく解説しています。
今までのクレジットカード決済では、
「承認は即時でも、実際にお金が動くのは数日後」というのが当たり前でした。
しかし今回の提携により、決済の裏側で行われる資金移動（清算）を、RLUSDという規制準拠のステーブルコインを使ってリアルタイム化する試みが始まったのです。
注目すべきは、「消費者体験は一切変えずに、裏側の処理だけをブロックチェーン化している」という点。
利用者はいつも通りドル建てでカードを使うだけ。
それでも裏側では、ブロックチェーンによる即時清算が行われ、資金拘束やコストが大幅に削減される構造になっています。
RLUSD自体も、ただのステーブルコインではありません。
ニューヨーク州の金融当局（NYDFS）の監督下で発行され、
裏付け資産は現金や米国債100%。さらに、毎月の監査レポートも義務化されているなど、
規制と透明性を兼ね備えた“信頼できる決済通貨”として設計されています。
では、XRPホルダーにはどんな影響があるのか？
清算に使われるのはRLUSDで、XRP自体が直接使われるわけではありません。
しかし、RLUSDが動作する基盤はXRP Ledger（XRPL）であり、
これが拡大すれば、XRPL上のトランザクション数や手数料収入が増え、エコシステムが強化される。
つまり、XRPにとっても“間接的な成長ドライバー”になる可能性があるということです。
この動画を通じて、
・清算時間が「数秒」に変わる意味
・ブロックチェーンが現実世界に溶け込む方法
・規制と暗号の融合がもたらす新しい金融の形
・そしてXRP保有者として何を見ておくべきか
を明確に理解できるはずです。
金融インフラの変化は静かに、しかし確実に進行しています。
「なんとなく知っていた」では手遅れになる未来に備えるためにも、
今このタイミングで本質を理解しておくことが極めて重要です。
