第2回の動画では、ずんだもんとめたんが16〜17世紀オランダで起きた「チューリップ・バブル」を題材に、
バブルに共通する構造と人間心理をわかりやすく解説します。
今回は歴史の授業ではなく、「現代の投資家として何を学べるか?」がテーマです。
■本編のポイント
・チューリップ・バブルの構造と経緯:
オスマン帝国から伝わった花が、貴族の嗜好品から投機対象へ変化。
美しさではなく“値上がり期待”が価値の中心となり、
家や土地を売って球根を買う人々まで現れるほどの熱狂に。
・投機の実態と崩壊の連鎖:
現物を持たずに球根の「権利」だけが転売、価格は自己増殖的に上昇。
しかし一部投資家の売り抜けで連鎖崩壊、富豪が一夜で無一文に。
裁判では「賭け契約」として無効とされ、救済は限定的でした。
・人間心理のパターン:
新奇性への熱狂 → 群集行動 → 高値追い → 崩壊 → 責任転嫁。
400年前も今も、この構造は変わらない。
AI・テック株ブームにも同じ心理的罠が潜んでいます。
・現代への示唆:
価格がファンダメンタルを離れたとき、
「今回は違う」と思った瞬間に、歴史の再演が始まる。
流動性リスクと“売りが売りを呼ぶ構造”を想定した管理が必須です。
■次回予告
次回は「ジョン・ローとミシシッピ計画」へ。
国家レベルで発生したフランスのバブルを通じて、
金融政策・信用創造・群集心理の三位一体を検証します。
■こんな方におすすめ!
・投資の歴史と心理を楽しく学びたい方
・テック株やAIブームを冷静に見極めたい方
・群集行動やレバレッジリスクを体系的に理解したい方
ぜひチャンネル登録・高評価をお願いします!
動画で紹介した視点をもとに、歴史から学び、未来の意思決定に活かしていきましょう。
▼お借りしている素材▼
VOICEVOX:https://voicevox.hiroshiba.jp/
立ち絵(坂本アヒル):https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im10788496