4月の日経平均 専門家“海外投資家の動向”に注目 “4月に吹く風”も後押しか【知っておきたい!】【グッド!モーニング】(2024年4月1日)

 昨年度最後の取引を4万円台で終えた日経平均株価。1日から始まる新年度の値動きについて専門家が注目しているのが、海外の投資家の動向です。

マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木隆氏
「2002年以降で2020年を除いて、4月の海外投資家はすべて買い越しとなっている。今、マーケットの主力の買い手は外国人ですから。その外国人が買い越すとなれば、相場は上に行くというのが期待できる。4月の外国人の買い越しというのは、市場で広く知られている現象の一つ」

 なぜ、海外投資家が4月に買い越す現象が起きるのでしょうか?

広木氏
「『日本は4月から新年度の始まりだ』を外国人も広く理解している。桜の時期に、日本を訪れる外国人投資家が非常に多い。『日本に対する注目が高くなりやすい季節だ』と言われている」

 さらに、新年度の4月に吹く風が、株価を後押しする可能性があるといいます。

広木氏
「国内の機関投資家はこれまで3月の決算対策があって、決算の数字をブレさせたくないので、余計な売買はできない。動かない、動けないというのが多い。ところが新年度に入ったので、日本株の組み入れ比率を高めに計画しているところが多いだろうから、そういったニューマネーが株価を押し上げる」

(「グッド!モーニング」2024年4月1日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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