投資信託の基準価額は、基礎となる株式・債券・商品・為替などの価格が取引時間の中で刻々と変動するため、日中のある時点の値ではなく、1日分の取引を反映した最終的な公正な値で1口あたりの価格を決める必要がある。 そのため、国内外の市場の約定価格や為替、配当受取分、手数料、担保コストなどを営業日の取引終了後に集計し、基準価額として夜間に確定させる方式になっている。 この方式だと、申込や解約の申し込みを同じ計算基準で扱えるため、時間帯で有利不利が生じることを防げるうえ、価格操作や先行知識の不公平を減らせる。 つまり、夜に基準価額が決まるのは、計算対象データを揃えて確度を高め、全投資家に同じルールで平等な取引価格を提示するためである。
投資信託の基準価額が夜に決まる理由











