株主優待って本当にタダ?権利落ち日に株価が下がる仕組み

「今日買えば、株主優待がタダでもらえる」。9月末は、配当や優待の権利が確定する季節です。でも、その翌日に株価が下がる「権利落ち」を知っていますか?①2026年9月末に権利が確定する銘柄は、権利付き最終日が9月28日(月)、権利落ち日が9月29日(火)、権利確定日が9月30日(水)。株を買ってから株主名簿にのるまで2営業日かかるため、28日の取引終了時点で持っている必要があります。②配当は会社のお金を株主に配るもの。株価3,000円・配当30円なら、権利落ち日には理論上、株価も30円下がります(右のポケットから左のポケットへ)。2025年9月は、配当落ちだけで日経平均を約300円押し下げると試算されていました。③課税口座では配当に20.315%の税金がかかるため、手取りは約24円。株価の下落30円と差し引くと、理論上は約6円のマイナスです(NISA口座は非課税。株式数比例配分方式の設定が必要)。④優待は株価から機械的に引かれるものではありませんが、権利取りの買いと翌日の売りが集中するため、人気の優待株ほど権利落ち日に下がりやすい傾向が指摘されています。⑤それでも人が引かれるのは「無料」の魔力。1セント値下げして無料にしただけで、選ぶ商品が逆転した実験があります。配当も優待も、長く持つ人にとっては正当なごほうびです。1日だけ持って得をする「タダのおまけ」ではない、というお話です。
※この動画は特定の銘柄や売買をすすめるものではありません。株価は配当以外の理由でも日々変動します。

【出典・前提】●2026年9月の権利付き最終日・権利落ち日・権利確定日は、野村證券・マネックス証券の案内によります。●2025年9月の配当落ちによる日経平均への影響(約303円・0.68%)は、野村證券(NOMURA ウェルスタイル)の試算によります。●株主優待の実施企業数(2025年9月末で1,600社超・同時期として過去最多)は、日本経済新聞の報道によります。●優待株が権利付き最終日に向けて上昇し、権利落ち日に下落しやすい傾向は、日本証券経済研究所の論文「株主優待が権利付き最終日までの株価に与える影響」ほかによります。●配当の税率20.315%は、所得税及び復興特別所得税15.315%と住民税5%の合計です。●チョコレートの実験は、Shampanier, K., Mazar, N. & Ariely, D. (2007) “Zero as a Special Price: The True Value of Free Products” (Marketing Science, 26(6)) によります。●株価3,000円・配当30円は説明のための例です。●解釈は投稿者の見解を含みます。

◆ クレジット
・音声合成:VOICEVOX:ずんだもん、VOICEVOX:四国めたん、VOICEVOX:青山龍星
・イラスト:いらすとや(https://www.irasutoya.com/)
・効果音:効果音ラボ(https://soundeffect-lab.info/)
AI(Chat)× ずんだもんで、世の中の「で、結局どうなの?」を解説していきます。

#ずんだもん #ずんだもん解説 #四国めたん #株 #株主優待 #権利落ち #配当金 #権利付き最終日 #NISA #心理学