「こんにちは。家計を助ける分配金・配当金生活です。
今回は、私が実際に投資している予想分配金提示型ファンド10本をまとめて紹介します。
予想分配金提示型ファンドの面白いところは、基準価額の水準によって、1万口あたり100円、200円、300円、400円、500円など、分配金の目安が分かりやすく設定されている商品があることです。
そこで今回は、現在の基準価額を確認しながら、今の水準が決算時まで続いた場合、どのくらいの分配金が期待できるのかを見ていきます。
さらに、10本すべてに100万円ずつ、合計1,000万円を投資したと仮定して、今の基準価額と分配水準なら、1か月にどれくらいの分配金になるのかも計算してみます。
そして分配金だけではありません。
それぞれのファンドが、どんな企業に投資しているのか。AI、半導体、ロボット、サイバーセキュリティ、5G、ブロックチェーン、新興国など、今後需要が拡大する可能性があるのかも見ていきます。
最後には、10本全部を一つのポートフォリオとして見た場合、どこに投資が集中しているのか、逆に何が不足しているのかも確認します。」
② WCM 世界成長株厳選ファンド
「まず1本目は、WCM 世界成長株厳選ファンド・予想分配金提示型です。
現在確認できる基準価額は11,675円。
現在の水準から考える分配金の目安は200円程度です。
仮に現在の基準価額で100万円分保有した場合、200円の分配なら、概算で約17,100円の分配金になります。
WCMの特徴は、単純な米国ハイテクファンドではないことです。
2026年8月末時点の上位銘柄には、ドイツのシーメンス・エナジー、イギリスのロールス・ロイス、台湾のTSMC、韓国のサムスン電子などが入っています。Yahoo!ファイナンス
シーメンス・エナジーは発電設備や送電網、再生可能エネルギー関連、ロールス・ロイスは航空機エンジンなどを手掛けています。アラムコ
AIだけではなく、電力需要、データセンター、航空、防衛、半導体など世界的な設備投資の拡大から恩恵を受ける企業が含まれているところが特徴です。
今後を見ると、AIの普及によってデータセンター向け電力需要が増える可能性があります。一方で、成長株を厳選するアクティブ型なので、組入銘柄の値動きが大きくなる点には注意したいファンドです。」
③ グローバルAIファンド
「2本目はグローバルAIファンド・予想分配金提示型。
基準価額は現在およそ11,000円台で、現在の水準から見る分配金の目安は200円程度です。
100万円なら概算1万7,000円台です。
このファンドは名前の通りAI関連企業が中心です。
2026年7月末時点では、エヌビディアが最大の組入銘柄で、ほかにブロードコム、TSMC、ラムリサーチ、マイクロンなどAIと半導体に関連する企業が上位に入っています。Yahoo!ファイナンス
AIはソフトウェアだけでは動きません。
GPU、半導体製造、データセンター、ネットワーク設備など巨大なインフラが必要です。
AI需要が拡大すれば恩恵を受ける可能性がありますが、その反面、AI・半導体企業の株価が一斉に調整するとファンドも大きく下落する可能性があります。
実際にこのファンドは2026年8月には基準価額11,425円で200円、7月には12,005円で300円、6月には13,018円で400円を分配しています。SMD AM」
④ ロボテック
「3本目はロボット・テクノロジー関連株ファンド、ロボテックです。
基準価額は約10,851円。
現在水準では分配金は100円程度を想定する水準として見ています。
100万円なら約9,200円です。
ロボット関連というと工場のロボットだけを想像しますが、実際にはAI半導体、産業オートメーション、医療ロボットなど非常に幅広い分野があります。
ロボット関連ファンドを見ると、エヌビディア、ABB、インテュイティブ・サージカル、ロックウェル・オートメーションなどが代表的な関連企業です。マネーフォワード
人手不足、工場自動化、物流自動化、医療ロボットなどは長期的な需要が期待できる分野です。
AIとロボットが結び付けば、これまで人間が行っていた作業を機械が行う市場もさらに広がる可能性があります。」
⑤ FANG+
「4本目はiFreeNEXT FANG+インデックス・毎月決算/予想分配金提示型です。
現在の基準価額は11,300円。
FANG+の場合は公式の分配ルールが明確で、11,000円以上12,000円未満なら200円を目指します。SBI証券
100万円なら概算約17,700円です。
FANG+には、パランティア、マイクロソフト、アマゾン、アップル、エヌビディア、Netflix、Meta、Alphabetなど、世界を代表する大型テクノロジー企業が集中しています。マネーフォワード
AI、クラウド、広告、EC、半導体など、今後も成長余地のある事業を持つ企業が多い反面、少数の大型グロース株への集中度が高いのが特徴です。
上昇するときの力は大きいですが、米国大型テクノロジー株がまとめて売られる局面では値動きも大きくなります。」
⑥ インベスコ 世界ブロックチェーン
「5本目はインベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド・予想分配金提示型。
現在確認している基準価額は約13,070円。
現在水準なら400円程度の分配ゾーンとして考えられます。
100万円なら概算約30,600円です。
このファンドは日本を含む世界のブロックチェーン関連企業に投資し、ブロックチェーン関連株の指数への連動を目指します。MUFGネットバンキング
ブロックチェーンは暗号資産だけではなく、決済、金融インフラ、資産のトークン化などにも利用できます。
インベスコ自身も、ブロックチェーンによってお金の流れをより速く、安く、便利にする可能性や、ステーブルコインなどを取り上げています。Invesco
ただし、この10本の中でも特に値動きが大きくなりやすいテーマの一つだと思います。
実際、2026年は13,000円台で400円、12,000円台で300円、11,000円台で200円という分配実績があります。MUFGネットバンキング」
⑦ 半導体革命
「6本目は半導体関連 世界株式戦略ファンド、半導体革命・予想分配金提示型。
私の画面では基準価額が10,732円です。
現在は11,000円未満なので、分配金については金額未確定ゾーンとして見ています。
このファンドは世界の半導体メーカーだけではなく、半導体製造装置、設計、半導体企業へ製品やサービスを提供する企業まで幅広く投資対象にしています。MUFGネットバンキング
AI、自動運転、データセンター、スマートフォン、産業機械など、現在のデジタル社会には半導体が不可欠です。
長期的な需要拡大は期待できますが、半導体は景気循環が大きく、好況と不況を繰り返す業界でもあります。
そのため、将来性だけではなく、半導体相場が過熱していないかも見ながら考えたいファンドです。」
⑧ 半導体ジャパン
「7本目は半導体関連 日本株式戦略ファンド、半導体ジャパン・予想分配金提示型。
私の画面では基準価額10,705円。
こちらも11,000円未満なので、現時点では分配金を固定額として断定せずに見ています。
世界版との違いは、こちらは日本の半導体関連企業が中心になることです。
日本には半導体製造装置、検査装置、材料、電子部品など、世界市場で重要な技術を持つ企業があります。
AI向け半導体の需要が増えれば、半導体そのものを作る企業だけでなく、製造装置や材料企業にも恩恵が広がる可能性があります。
ただし、すでに6本目の半導体革命やAIファンド、FANG+にも半導体関連企業が入っているため、ポートフォリオ全体では半導体への重複投資がかなり大きくなる点には注意が必要です。」
⑨ THE 5G
「8本目は次世代通信関連 世界株式戦略ファンド、THE 5G・予想分配金提示型。
基準価額は14,025円。
現在の水準から考えると500円程度が期待できるゾーンです。
100万円なら概算約35,700円。
このファンドは世界の次世代通信関連企業から、成長性や株価水準を分析して銘柄を選びます。MUFGネットバンキング
今後はAI、クラウド、自動運転、IoT、ロボットなどが普及するほど大量のデータ通信が必要になります。
つまり通信インフラは、AI社会を裏側から支える存在です。
2026年も5月から8月まで500円の分配実績があり、9月は400円でした。Yahoo!ファイナンス」
⑩ サイバーセキュリティ
「9本目はサイバーセキュリティ株式オープン・為替ヘッジなし・予想分配金提示型。
現在確認できる基準価額は14,328円。
現在の水準から見ると500円程度を想定するゾーンとして考えています。
100万円なら概算約34,900円です。
このファンドは世界のサイバーセキュリティ関連企業から、利益成長性、市場での優位性、財務内容などを見て銘柄を選定します。MUFGネットバンキング
企業のクラウド化やAI利用が増えるほど、守らなければならないデータも増えます。
サイバー攻撃そのものがなくならない限り、セキュリティ投資は企業や政府にとって削りにくい支出になる可能性があります。
その意味では、個人的には長期需要を考えるうえで非常に分かりやすいテーマの一つです。ただし成長株中心なので、株価水準には注意が必要です。」
⑪ AB新興国成長株
「最後、10本目はアライアンス・バーンスタイン新興国成長株投信Dコース・毎月決算型、為替ヘッジなし・予想分配金提示型。
基準価額は12,439円。
現在水準なら300円程度が目安です。
100万円なら概算約24,100円。
このファンドは約60~90銘柄の新興国株式へ分散投資します。企業を直接調査して、長期的な成長力を判断して銘柄を選ぶアクティブファンドです。MUFGネットバンキング
このファンドを入れる意味は、ほかの9本とは少し違います。
米国だけではなく、新興国の人口増加、所得上昇、デジタル化などの成長を取り込める可能性があります。
一方、新興国には政治、通貨、地政学、規制など先進国とは異なるリスクがあります。
2026年8月までの直近実績では12,000円台で300円、13,000円台で400円などの分配実績があります。アライアンス・バーンスタイン株式会社」
⑫ 100万円×10本なら?
ここは動画の一番見せ場にできます。
現在の水準を使った概算では、
WCM:約17,100円
グローバルAI:約17,600円
ロボテック:約9,200円
FANG+:約17,700円
世界ブロックチェーン:約30,600円
半導体革命:未確定
半導体ジャパン:未確定
THE 5G:約35,700円
サイバーセキュリティ:約34,900円
AB新興国:約24,100円
となります。
半導体2本を除いた8本だけで約18万7,000円/月・税引前です。
ここで必ず、
「これは現在の基準価額と分配水準を使った概算です。毎月この金額がもらえるという意味ではありません。また、分配金の支払いによって基準価額は下落し、元本払戻金となる場合もあります。」
と入れておくのがいいです。FANG+の公式説明でも、分配金額は保証されず、分配によって基準価額が下落すると明記されています












