【実証】過去最高2.24%の個人向け国債、預金より得?オルカンより損?全580回で検証!?

個人向け国債の固定5年の利率が2.24%になり、制度が始まってから一番高くなりました。では、個人向け国債は投資先としてどうなのか。2003年からのすべての発行回(変動10年198回・固定5年186回・固定3年196回)の実際の利率で、100万円を買った場合の手取りの利子を計算し、定期預金・国内債券の投資信託・株(S&P500とオルカン)・物価と比べて、メリットとデメリットを確かめました。最後に、どんな人が買うべきかと、3種類の選び方も整理しています。

0:00 挨拶
0:26 検証の条件確認
1:07 【いま】金利と債券の値段に、何が起きているのか?
2:26 【メリット①】金利が上がっても、元本は減らないのか?
3:15 【メリット②】定期預金より、利率は高かったのか?
3:46 【メリット③】変動10年は、金利の上下についていけたのか?
5:05 【デメリット①】投資先として、どれだけ増えるのか?
5:52 【デメリット②】物価には、勝てたのか?
6:50 【デメリット③】途中で使うと、どうなるのか?
7:59 【結論】どんな人が、個人向け国債を買うべきか?
9:22 まとめ
9:58 免責事項

■ 動画で読まなかった数字
・口座を開いている金融機関が破綻しても、財務省は「元本や利子の支払いは、国が責任を持って行います」「利子や償還金がもらえなくなることはありません」と説明している。(—)

・三菱UFJ銀行のスーパー定期(2026年10月1日現在)は1年0.500%、5年1.000%、10年1.250%、普通預金0.40%(11月2日から0.50%)。ゆうちょ銀行は定期貯金5年1.000%、定額貯金(3年以上)0.710%、通常貯金0.400%(11月9日から0.500%)。(5年定期1.000%(三菱UFJ・ゆうちょ))

・5年定期(店頭平均、3百万円未満)は2020年に年平均0.007%、2021年0.003%まで下がっていた。2003年以降の最低は0.003%。〔当方計算: 日銀の週次・月次系列を年平均〕(0.003%(2021年))

・三菱UFJ銀行のスーパー定期を満期前に解約すると、預入6か月以上は店頭表示利率の70%(普通預金利率を下回らない)になる。ゆうちょ銀行の定額貯金は6か月経過後は払い戻し自由。

・財務省の説明では、令和7年度の個人向け国債の中途換金額は計1.2兆円、令和7年度末の発行残高は19.6兆円。(中途換金1.2兆円/残高19.6兆円)

・金融庁の令和9年度税制改正要望には「国債に関する税制の検討」が事項要望として一行あるだけで、個人向け国債をNISAで買えるようにするという決定はない(2026年10月1日時点)。(—)

・固定5年186回のうち95回は下限の0.05%だった(2015年1月〜2023年8月発行)。固定3年は196回のうち114回。〔当方計算〕(95回/186回)

■ 主な出典
・財務省(個人向け国債の商品概要・よくある質問・各回の発行条件・変動10年の適用利率一覧・発行額の推移、国債金利情報、国債の入札結果、国債トップリテーラー会議資料)
・日本銀行(預金種類別店頭表示金利の平均年利率等、金融市場調節方針の変更について 2026年9月18日)
・総務省統計局(消費者物価指数)、BIS(日本の消費者物価指数 長期系列)、国税庁(利子所得・新NISAの概要)、金融庁(預金保険制度・税制改正要望)
・三菱UFJ銀行・ゆうちょ銀行(預金金利)、三菱UFJアセットマネジメント(eMAXIS Slim 国内債券インデックス 基準価額)
・Yahoo Finance(^SP500TR、ドル円)、MSCI(MSCI ACWI 配当込み・円建ての月末値)
・各回の利子・預金との比較・物価で割り戻した額・株を5年持った結果は当方計算(税引後、手数料なし、利子は再投資しない概算)

■ 効果音
効果音: OtoLogic(https://otologic.jp/)CC BY 4.0

■ 免責事項
本動画は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。利子・金額は公表された利率・金利・基準価額・物価にもとづく当方の計算で、手数料を含まず、過去の結果は将来の成果を保証するものではありません。投資の判断はご自身の責任でお願いいたします。